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THE MOST BEAUTIFUL GIRL IN THE WORLD [レコード]


レコード趣味のひとつにいわゆるジャケ買いというものがある。

中身は全然知らないのに、ジャケットを見て気にいって買ってしまう。

不思議なもので良いジャケットのレコードには良い音楽が多かったりする。

ジャケットが良いという事はそれだけ制作にチカラが入っているという事か。

そうはいってもあくまで「レコード」ジャケットなので、

ジャケットが良ければ・・・というのは少し違うと思うのである。

グラビアじゃないんだから・・・。

まず内容ありき、そしてジャケットも良い、やはりそんなレコード選びをしたいものである。

ところが、

そんな自己基準など吹き飛んでしまうほどの素晴らしいジャケットに出会う事がある。


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もう何年も、ずっと探し求めているレコードジャケットがあった。

JACK KELLY TRIO の THE MOST BEAUTIFUL GIRL IN THE WORLD。

被写体の美女といい、構図といい、色合いといい、

なんて素晴らしいジャケットなんだ~。


1Q84 [雑感]


敬称をどうするか一瞬考えた後、今回は”さんなし”に決定。
著名人の名前を
ブログではどう書くの?という問題はいつも考えてしまいます。

ブログの半分パブリックな部分と個人的な部分と、名前の持つ人格性と記号性。知り合い
でもないのに”さんづけ”すると厚かましくないか?でも呼び捨てってのも傲慢?何様かと。

等などといちいち考え始めるとまた記事が書けなくなるので、今回は考えるのをやめました。。。

以下、本題。


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新潮社のホームページを見たら村上春樹の新作長編の紹介ページがあった。

タイトルが「1Q84」。

タイトルからはどうしてもオーウェルの「1984」を連想してしまうし、以前からインタビュー等で「悪について書きたい」というコメントがあった事などから、9・11以降の監視社会・管理社会の恐怖みたいなものがテーマになっているのかしら、と考えてしまったのですが、どうなんでしょう。

その種のテーマという事では、伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」をつい先日ようやく読んだばかり。ベストミステリーや本屋大賞などの受賞作という期待を裏切らぬ面白さがあって、「最近、面白い本がない。それは自分が惰性で読書してるせいではないか?」と思っている自分でも、本を読むという行為の本当の楽しさが久し振りに味わえたような気がします。

首相暗殺の濡れ衣を着せられた主人公の逃亡劇、という一見ベタ?な作品設定なんですが、実はそれはこの世界で現実に起こった事(ケネディ暗殺のオズワルド)だし、
罪を犯した代償としてならともかく、なにかよくわからないもの、あるいは社会の悪意によって、社会から自分の居場所を奪い取られていく恐怖というのは、自分がもし・・と考えるととても嫌な怖さを持って迫ってくる。

「ゴールデンスランバー」はそれをエンタメの形式で表現したものですが、村上春樹の世界観でそういったテーマを表現したらどういうものになるのか。是非読んでみたい気がします。


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村上作品の大きな魅力といえばやはり独特の文体(スタイル)がある。人がつい読みたくなってしまう文体を見つけて(訓練によって)自分のものにしたのだと、確か本人も語っていましたけど、なるほどなあと思う。

自分が小説を読み始める時に一番抵抗を感じる部分が作者の持つ、もしくは作品に使った文体であり、それに慣れるまでは作品世界に入っていく事ができないし、どうしても自分に合わなかった場合は、どんなに内容が優れていてもその作品が自分のものになる事はない。

そもそも人が書いた文章を読むという行為自体がある種の抵抗を伴っているわけであり、その点でまずその部分の摩擦を減らす事を考えた村上春樹という作家は、やっぱり新しい考え方の作家なのだと思う。


そのスタイルだけを真似する事は難しいわけではないし、個人ブログなどで「村上春樹風か?」と思われる文体もたまに見かけるのですが、文体を真似たら文章・内容が魅力的になるというわけではもちろんない。村上作品の魅力というのは
作者の持つ世界の見方とその解釈(さらには本人の人柄?)にあるわけなので・・・当たり前ですけど。

村上春樹さん(ここだけ”さんづけ”)は近年の作品では、人称(視点)を変化させたりしていますが、今回はどうなるんでしょ?


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先日見た時は確か”初夏刊行”とあって「初夏っていつだ?出来てるなら早く出せ!」と思っていましたが、現在は「5月下旬刊行」に変わってました。ああ、待ち遠しい。


よくわからないものだった [レコード]


そもそもが過去の出来事を後追いでレコード記事として書いている時点で、もはや結末は見え見えなわけで、なんだか記事として白々しいなあと思いながらも始めたものは終えねばならない(w

という事で簡単に書いてしまうと、クリーニング後に聞いてみたところ、ノイズはほぼ完全に解消されていました。

いろいろ考えた結果、「やはりこれはプレスミスでクリーニングでは改善しない!」と一旦は諦めて、それでも、もしかしてと淡い期待を抱きながら聞き始めたところが、どこまで聞いてもノイズが出ない。何故だ?

嬉しい結果ではあるんですが、なんだか狐につままれたような感じです。

結局のところ、なんらかの異物が付いていたのかという事になるわけですけど、かなりの広範囲にわたって、肉眼では見えない形で(つまりレコードの溝にきれいに収まる形で)異物が付着していたとはちょっと考えにくい。

製造品質の問題(バリのようなもの、カスのようなものが残っていて、それが取れた?)としか言えません。

レコードはやっぱり難しい。




紙面が余ったので、今回のレコード(ヌブーの演奏)の感想を少し。

この録音を10年以上前に初めて聴いた時、そもそもクラシック音楽の聴きどころも知らず、楽曲自体も初めて聞くものだったにも関わらず、全曲を通して聴く事に集中させる、
ヌブーの強烈な演奏に驚いた。

- 弾ききっているとでも表現できるのか、少し荒々しさすら感じる力強いフレーズ
- 驚くべき集中度(テンションの持続)

プロのソリストだから、すべからくそういう特性は持っているはずですが、そのレベルが誰が聞いてもわかるぐらいに際立っているという事なのだろうと思う。荒々しさというのは雑だというわけではなく、あまりの集中によって逆に制御不能な部分が出来てしまっている凄みとでもいうのか・・・うーん、上手く表現できません。

この録音というのは自分にとって、クラシック音楽のある種の面白さを知って、音楽を楽しむのにジャンルを意識しなくなった、そんなきっかけのひとつなのです。だからこそ、こんなに長々と書きたくなったという次第。

改めて聴いてみて、やっぱりこれは間違いなく世紀の名演です。クラシックを聴かない方(特にロックを中心に聴かれる方。自分がそうだったので...)是非是非一度聴いてみて下さい。


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届いたレコードは [レコード]


海外オークションは厳しい。

オークションの終了時刻というのは大体一日の終わりに設定されることが多かったりしますが、欧米で一日の終わりというのは日本では早朝(というか真夜中?)なわけで、絶対手にしたいレコードの場合は普段は寝ている時間に起きている必要がある。大抵終了直前につわものどもが雨後の筍よろしく出現してくるので・・・。

というわけで今回のレコードも朝、普段より2時間も早起きしてチェックしてました。本当にサラリーマンか?


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到着したレコード。開封して盤面を見たところ中古とは思えぬ物凄く綺麗な状態。針未通といってもおかしくないほど。これぞニアミント。

ずっと探していたレコードを苦労して落札し、そして無事届いたものがとても良い状態だったので、嬉しくなって「ありがとうオルテガさん(出品者の名前)」などとニコニコしながらターンテーブルに載せて聴き始めた。見た目通り殆どノイズもなく素晴らしいコンディション。さらには評判どおりの素晴らしい音質。

ところが・・・。

A面の後半(第1楽章のクライマックス)に差し掛かったところ、突然キュキューィというこれまでレコードでは聞いたことのないノイズが数秒発生し、びっくりしながらしばらく聴いていると同じようなノイズが現れては消えて・・・。

針にホコリが掛かったような感じのノイズの出方なので針先を確認するも異常なし。その後もノイズは断続的に発生し、さらには数秒~数十秒にわたって音量が極端に小さく(殆ど無音状態に)なったり戻ったりの繰り返し。

・・・・。

A面終了後、盤面を確認しても全く問題が無い。本当に綺麗でピカピカ。一応針先を掃除してB面も続けて聞いてみたところ、部分部分でA面と同じような症状が。

凹んだ。


これまで何百枚も中古レコードを見てきて、中古レコードの状態の見立てにはそれなりの自信を持っているつもり。どんな感じのノイズならばどういうクリーニングでどれくらい改善できる、もしくはクリーニングでは改善しない・・等が今ではなんとなく予想できますが、こんなケースは全く初めてで困惑してしまった。

キズによるノイズではないし、ゴミ・ホコリによるノイズでもない。とすればプレスミス?

部分的に(例えばA面の3曲めだけに)ノイズが出るような場合、その部分だけ我慢すれば許容出来ますが、全般に渡って連続的・断続的に音がおかしくなるのはつらい。とても音楽として楽しめるものでない。ジャンクだ。

見た目は綺麗で再生も最初は問題なく途中からノイズが出る。もしかして出品者はこれを承知で出品したんじゃないのか。きー。

厄介なのはこれはアナログレコードであり、海外からの入手だという事。
少なくとも見た目には一切問題がなく出品説明以上の状態であり、返品可否の基準になる針飛びが起こるわけではない。装置のせいだと言われれば交渉はかなり難しい。そもそもそんなやりとり英語で出来ないよー。というか泣き寝入り?

すごく楽しみだったレコードなのに何たる不運。

・・・・。

もしかしたらプレス時の剥離剤か何かが何周にも溝に沿う形で大量に残っているだけかもしれないと、一縷の望みを託して丁寧にバキュームクリーニングを行って、翌日もう一度確認する事にしました。そんなに都合のいい話があるわけない。どう考えても望み薄ですけど・・・。

翌日は会社でも何食わぬ顔で仕事をしながら、あれはどういう状態なんだろうとずっと考えてました。重ね重ね普通のサラリーマンとは思えません。どうもすいません。

という事で、また長くなってしまったので、ここでまた記事を一旦切ります。
一体何故こんなに長々とした記事になってしまったのやら。。。


フランスより [レコード]


まるでフランスに居てブログを書いてるかのようなインチキくさいタイトルですが、残念ながらそんな事は全然なくて、フランスからレコードが届いたという、ただそれだけの記事です(w
 
フランスでブログを書く!そんな事が出来ればカッコいいなとは思いますけど、日本で暮らして日本で仕事しているのが自分であって、そういう事に関してはつまるもつまらないもない、というかそういうものなんだとしか言えません?
 
♪♪♪
 
今年に入ってからレコードオークション熱が再来したというか、狂ったように目ぼしいレコードを落札しまくってます。以前に比べて変わったなあと思うのは、これは!と思ったものは多少金額が掛かっても手に入れるようになってしまった事。
 
わずかの金額差で落札し損なって後悔して、また長い時間を掛けて探すのならば、これはと思ったものはそのタイミングで(多少お金は掛かっても)手にした方が、長い目で見ればロスが小さいはず。大人の発想というか、こういう習慣はちょっと怖いなあという感じがなくもないのですが・・・。

で、今回は初めてフランスの出品者からレコードを落札したという話し。

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オークションのやりとりはフランス語なのか?とか、フランスの郵便事情ってどうなんだ?とか若干の不安もあったのですが、どうしても欲しいレコードだった為、多少のリスクは覚悟で落札。結局やりとりは英語だし(考えてみれば当然ですけど)、郵便も全然問題ありませんでした(落札後わずか5日で到着、早い!)
 
※郵便事情の良さと国家のレベル・民度は比例するというのが持論です。その基準で見れば日本も英国も米国もどこだってすばらしい。ミサイルが発射出来れば・・等というどこぞの国の前時代的な基準とは大違いだし間違いなくこちらの方が正しい。


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今回、入手したレコードがこれ。48年録音のジネットヌブーのブラームス・ヴァイオリン協奏曲。

ひと昔前クラシック音楽に夢中になっていた頃に、いわゆる名盤の類を聴き漁り、
その中で「これはすごい」と思った録音。CDでは持っていたんですが、これは是非レコードで聴きたいと思ってずっと以前から探していたものです。
 
レコード(LP)化は何種類か行われていますが、その中でも音が良いと評判の仏STIL盤。国内で探すと、恐ろしくて自分には手が出せないような金額で販売されているものですが、今回はなんとか自分にも手が出せる(とはいってもそれなりな)落札額でした(-_-

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あて先がJapanではなくJaponと書かれて(書き換えて)ある。フランスでは日本は(ジャパンでなく)ジャポンなのだ!って知識としてはわかりますけど、実際にこうして自分に届いた荷物に書かれていると「ああ、そうなんだ!」と実感。
 
海外オークションの醍醐味というのは、珍しいレコードが入手できるとか、格安で入手できるとかもありますけど、それにも増してこういう「実際には」の部分が体験できるというところが大きいなと思ってます。本当は現地に行くのが一番なんですけど。
 
で、レコード記事としてはここからが本番なのですが、ちょっと長くなるので一旦記事を切る事にします。
続きは・・・多分今週中には書けるのではないかと・・・。

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