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わたしを離さないで第6話 [雑感]

ん?なんかおかしくない? 

TBS金曜ドラマわたしを離さないで第6話の佳境、小屋の中で美和が、恭子と一緒に猶予を申請してはいけない訳を二人に訴えるシーン。恭子が毎晩のように複数の男を連れ込んでいる(とアグリさんに聞いた)からというもの。
これ、アグリさんもしくは美和がそれぞれの嫉妬から嘘をついていると最初は思ったのですが、話しの序盤、トモとの事で頭がいっぱいの恭子が、訪れた顔の見えない男に向かって今日は疲れてるからと断るシーンが伏線としてあるわけで、そうすると悪いのは(いや別に悪くないですが)そういう行為を行う恭子という事になる。
本作のテーマとこれまでの展開から、恭子が寂しさを紛らわす、もしくは楽しみを求める為、そういう行為があったとしても別におかしくはないわけで、ああそういう展開か、運命のいたずらという展開か、と思ったのですが、そうすると変なのは、毎晩のように無遠慮に恭子の部屋をマグカップを持って訪れる美和がなんでそれに気づかねえんだ!ということになる。というかあのコテージの構造だと室内の会話ですら隣室や廊下に筒抜けのはず。なんかおかしくない?

とうとうと書いて参りましたが私が一体何を言いたいのかというと、このドラマ、人物の感情の機微とかそれなりに細かく表現されていて良い、でも若干詰めが甘いな、まだまだだな、という事。
あっ、ドラマ自体は面白いし見応えもあります。みんな見てね(^O^)/

BLACKSTAR [レコード]

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もう今では、新しいレコードを手にして嬉しいって事もないのだけど、今週ようやく手にする事が出来てこれはすごく嬉しかったな。デビッドボウイの遺作「BLACKSTAR」のアナログ盤。100枚限定とかのクリアビニール盤ではなくブラックビニール盤。ジャケット、インナー、ブックレット等、ブラックスターなトーンで統一。すごく凝った造り・デザインになっている。
 
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そもそもこのアルバム、ネット等で試聴した範囲では過去の素晴らしい作品に比べてそれほど印象がなく、今回はCDを買おうとCDショップに行ったところが、店内で流れていたこの作品のカッコ良さ、密度感に気づいて、これはなんとしてもアナログ盤で聞くべき、聞かなければならないと急遽注文していたもの。
 
デビッドボウイのアルバムは、いつもその時代のCuttingEdgeだったけど、今回のアルバムにもそれらと同種の尖り具合を感じる。ずっと夜ヘッドホンで音量上げて聞いてますけど、もうこれ本当にかっこいいです。涙が出るほどかっこいいです。
 
聞き込んでみて、この作品に、他のロックアルバム・音楽アルバムとは異質なもの、何か強いものを感じてしまう。演奏がスゴい。歌唱もスゴい。曲がいい。でもそれで片付かない何か特別な感じ。
多分これ誰もが感じていると思う。ボウイの過去の素晴らしいアルバムの良さとも全く異なる種類のもの。
 
これは何か?亡くなってしまったから?遺作だから?違う。最期を意識しそれと対峙しながら、それでもさらに表現者であり続けようとした人間の強さ、気高さを感じるのだと思う。最期まで最高のものを残そうとした意思を感じるからなのだと思う。
 
 
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訃報後にネット上で話題になっていたボウイ最後の写真(http://consequenceofsound.net/2016/01/david-bowies-final-photographs/)。本当になんて良い表情なんだろう。スーツの着こなしもさることながら、最期にこんな笑顔が残せるってまさにダンディズムの極。スターマン・ボウイですら死には抗えなかった?いや何か不滅的なものを遺しているんじゃないのかな。


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