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もう駄目だこりゃ [レコード]

近頃はアナログレコードブームとかで、音楽ソフト市場は縮小する中、アナログ盤の国内生産実績はうなぎ上り(とはいっても市場全体の1%にも満たない微々たる数字ですが)。CDショップでも家電店でも新譜アナログ盤やら大手メーカーの新作レコードプレーヤーとかよく見かけるようになりました。 オーディオ雑誌でもアナログレコード特集とか盛ん(今月発売のオーディオ界最高峰「STEREO SOUND」誌でもアナログセッティング術とか特集してるし。結構チカラ入ってた。)
海外でも同様かむしろ顕著な状況で、絶滅寸前のCDに変ってアナログがフィジカルメディアの主力になりそうな雰囲気です。

で、それに逆らってというわけではないですが、自分は最近はレコードでなくCDばかり聞いてます。もちろんレコードの方が音的にもいでたちも好きなんですけど、レコードを敬遠したくなるような状況がありまして。

というのが…

最近のアナログ盤の品質悪すぎます。程度はいろいろですが今の輸入盤新譜で反りのないレコードというものを見た事が無い。もう買うレコード買うレコード見事に反ってます波打ってます、たまにノイズも入ってますw


感覚では輸入新譜アナログ(もちろん新品)を10枚買うと大体以下の状態

A)反り・偏心等が全くない(なお国内盤は全部これ)    ・・・0枚
B)反り・偏心があるが微小(輸入盤にしてはラッキー)   ・・・3枚
C)反り・偏心が普通にある(まあ海外品質ですから)    ・・・4枚
D)反り・偏心が大きい  (何をどうしたらこうなるのやら)・・・2枚
E)反り・偏心が酷すぎる (よく針飛びしないなと感心する)・・・1枚

ある製品が世の中に出てマスプロ化するに従って質が下がっていく現象を表す言葉が経済学にあったような気がするけど、まさにそんな感じ(品質管理だと「工程(工期)」「原価」「品質」の相関関係が認められてる)。

近頃の新譜アナログは180gの重量盤仕様が多く本来反りに強いはずですが、そんなの関係なしに反ってるし、よくわからないのがA面は大丈夫なのにB面だけ反ってるとか・・・まさか貼り付けてるわけでもなかろうに…。ランクD)E)のレコードにあたった時は申し訳ないけどショップに交換返品お願いしたり買いなおしたり・・・。もうイヤ。

中古レコードに昔から馴染みがあってそのコンディションの当たり外れにもわりあい寛容な自分でもこんな風に感じるのだからアナログレコードに初めて触れてこれから楽しもうとする人がそんな盤に当たったら果たしてどんな気持ちになるのかなと。がっかりして嫌になったりしないのかしら。アナログ復権とやらに水を指さなければいいが・・・とオーディオ評論家みたいな事を書いてみました。
 
 
*** 
と、ここまで書いておいてアレなんですが、”アナログレコードの反り”に関して考えさせられる動画が以前あったのを(さっき)思い出したので貼り付けておきます。
 
昨年ソニーから出たレコードプレーヤーPS-HX500の紹介動画(デザイン良い。PCに直接続で音源データ化できるとか便利ですよね。自分には意味ないのでそういうのしないけど)。この中でレコード再生してる部分があるのですが・・・ 




 
反ってます。見事に波打ってます(前述のランクだとC~Dの間くらいかな)。いや別に、反ったレコードの再生動画は珍しくないですが、ソニー(海外法人ですが) がオフィシャルに作成している新製品のレビュー動画で、なんでまた反ったレコードなんか使うのだろう。一体どういう感覚してるのか?反ってても針飛びしないアピール?
 

ん?
 
というかもしかして…。えっ、そうなのかな…。
 
海外では)レコードというのは普通に反っているものなのだ!それが普通なのだ! 
レコードが反ってるくらい誰も気にしないし。
そんな事でちまちま1000字越えのブログ書いてる奴って・・・草。
 
うーん。多分そうなのかも。。。 
 

恋の歌 [レコード]

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遠藤賢司は東京ワッショイ(不滅の男)、カレーライスとか聞いてて(それくらいしか聞いていなくて)、このアルバムが発売された時もいいジャケットだなあと思いながらも、著名人諸氏の絶賛コメントから内容を勝手に想像、ネット試聴で確認し、それでスルーしてしまっていた。今回穴太郎本に紹介されていたのがきっかけで聴いた。
 
途中で感涙してしまった。

年をとって自分がもう老けてしまったなと思う男性。
好きな人がいる人いた人いない人。
是非聞いて欲しい。
きっと感じ入るものがあると思います。
 
 

アナログ穴太郎 [レコード]

某ディスクユニオンに高木壮太の本「荒唐無稽音楽辞典」を探しに行ったところがなかなか見つからず、代わりに目に入ったのがこれ、湯浅学の「アナログ穴太郎音盤記」。
 
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氏が購入したアナログレコードに関するエッセイで、ページ見開きで写真とコラム・・とよくあるレコードガイドの構成ですが、本書を特徴づけているのが、紹介しているレコードは全て2010年以降に発売された新譜である事。そして写真は自宅で撮影したもの。
 
いつも書いてますけど、新作でアナログがCDと併売された場合、どちらにするか迷うことが多い。レコードの音であったりレコードというモノが好きなのですが、今はCDの方がオリジナルで、ついでにアナログ盤も出したみたいな感じがしなくもないし、高額で、そのくせ最近の海外プレスは品質がいまいち、それなりの頻度でハズレに出会う(生産量が増えた事にも関係してるのかな)。モノの価値的にはレコードですけど、今はCD自体が希少なものになりかけてるし・・・。大体レコードを置くスペース問題がだんだん深刻になりつつあって...。
 
という事でダラダラ迷った挙句に買ったレコード、買わなかったレコード、一旦判断保留しているもの・・・といろいろあります。この本にはそんな新譜アナログの魅力(音の良さ、楽しさ、CDとの音の違い、その他もろもろ)がなんと沢山表現されていることか。あ~やっぱりレコードはいいんだな~。

※音楽とかレコードに関してたくさんの文章を読んでます。「音」「音楽」について表現する難しさっていつも考えています。この本に書かれている表現はどれも納得出来るし面白いし読み応えがある。さすがにすごいな。
 
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写真の方は自宅で撮影とのことですが、畳で猫が一緒に写っていたりして、味わいのあるものが多い。また部屋の中の物(本棚とかオーディオ機器アクセサリとか)も見えてそれは興味をそそる。構図などお手本にしたい写真ばかり。
 
猫がかわいい、というかレコードと猫って両雄並び立たずみたいなものと思っているのですが・・・自分の中のネコ問題。
 
 
レコード趣味といえば中古レコードの方が正統というかエラく扱われているようなところがあります。改めて考えると変な話しだな、それ。この本見てると新作もレコードやっぱりいいなあと思いました。氏は評論家としてレコード買ってるんじゃなくて好きだから買ってるのがよくわかる。レコードの魅力とレコード好きな気持ちが溢れている。これ買って良かった。この本CDジャーナル誌の連載をまとめたものですが続編が出たらまた買います。しかし新作アルバム購入でアナログ比率がまた増えるな多分...。

 
この本で最後のレコードはボウイの★でした。
あのレコードを最初に手にした時の特別な感じが伝わりました。
最後は少しじんとしました。 
 

BLACKSTAR [レコード]

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もう今では、新しいレコードを手にして嬉しいって事もないのだけど、今週ようやく手にする事が出来てこれはすごく嬉しかったな。デビッドボウイの遺作「BLACKSTAR」のアナログ盤。100枚限定とかのクリアビニール盤ではなくブラックビニール盤。ジャケット、インナー、ブックレット等、ブラックスターなトーンで統一。すごく凝った造り・デザインになっている。
 
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そもそもこのアルバム、ネット等で試聴した範囲では過去の素晴らしい作品に比べてそれほど印象がなく、今回はCDを買おうとCDショップに行ったところが、店内で流れていたこの作品のカッコ良さ、密度感に気づいて、これはなんとしてもアナログ盤で聞くべき、聞かなければならないと急遽注文していたもの。
 
デビッドボウイのアルバムは、いつもその時代のCuttingEdgeだったけど、今回のアルバムにもそれらと同種の尖り具合を感じる。ずっと夜ヘッドホンで音量上げて聞いてますけど、もうこれ本当にかっこいいです。涙が出るほどかっこいいです。
 
聞き込んでみて、この作品に、他のロックアルバム・音楽アルバムとは異質なもの、何か強いものを感じてしまう。演奏がスゴい。歌唱もスゴい。曲がいい。でもそれで片付かない何か特別な感じ。
多分これ誰もが感じていると思う。ボウイの過去の素晴らしいアルバムの良さとも全く異なる種類のもの。
 
これは何か?亡くなってしまったから?遺作だから?違う。最期を意識しそれと対峙しながら、それでもさらに表現者であり続けようとした人間の強さ、気高さを感じるのだと思う。最期まで最高のものを残そうとした意思を感じるからなのだと思う。
 
 
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訃報後にネット上で話題になっていたボウイ最後の写真(http://consequenceofsound.net/2016/01/david-bowies-final-photographs/)。本当になんて良い表情なんだろう。スーツの着こなしもさることながら、最期にこんな笑顔が残せるってまさにダンディズムの極。スターマン・ボウイですら死には抗えなかった?いや何か不滅的なものを遺しているんじゃないのかな。


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The BEATLES [レコード]

 
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さすがにBOXセットはスルーしたんだけど、これだけはバラで買った。
初盤から続く限定のナンバリングだし。

で、聴いてみた・・・

すごいなこれ。

CDの音ともステレオの音とも全然違う。

迫力のあるブットい音。しかも自然で柔らかい。

うーむ。

他も買おうかしら。。。
 
 

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嬉しい誤算(Belle and Sebastian Write about Love) [レコード]

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ベル&セバスチャンの4年ぶりの新作「Write about Love」はアナログ盤を購入した。
 
ベルセバのアルバムはずっと(普通に)CD購入してきたが、今回はピンクのジャケットがちょっとLP的に映えそうなのでアナログ盤を選択。


最近新譜発売される海外のアナログ・タイトルにはデジタル音源のダウンロードコードがついている事が多く、CDではなくアナログを選ぶ事も増えた。

迷ったのがレーベルで、
このアナログ盤は米国盤(マタドール)とEU盤(ラフトレード)が流通している。英国のバンドなのでやっぱりEU盤か?でも価格が高い。今の時代どこで製造されたとか意味がないし、そもそもこれは米国録音で・・・。ぐずぐず考えた挙句、ラフトレードの名前に負けて、本家?のEU盤を選択しました。。。

マタドールから出る新譜アナログにはいつもダウンロードコードがついていて、どちらも同じ企業グループなのでEU盤にも当然ついているものと・・・。)

 
到着後に、かなりきつめに入っていたレコードをぎしぎしと取り出してから、封入されているはずのデジタル音源のダウンロードコードが印刷されたメモを探す。空のジャケットを軽く振ってみるものの紙が出てこない。というか何か別のものが入っていて・・・何これ?
 
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メモではなくEP盤が入ってました。。。
 
日本盤CDにボーナストラックで収録されている2曲がEP盤になっている。音源のダウンロードが出来ないのは残念ですが、これはちょっと嬉しい誤算。どうりでレコードが取り出しにくいはずだ。
 
値段の違いは為替の問題ではなく、こういう事だったのかと納得。商品説明に書いておいてくれればいいのに。こういう事があると今後さらに迷ってしまいます...。

 
♪♪
内容の事。
前々作、ちょうどイザベルが抜けたあたりから、楽曲やアレンジについて一般的なロック・ポップスの書式を試しているかのような楽曲が増えてきて、ベルセバの魅力(いかにも音楽してる感いっぱいのハーモニーとアンサンブルの妙、独特の穏やかさ柔らかさ・・・等々)が薄れた感があって残念だったのですが、本作については少し戻った、というか、いろんなものが上手くバランスしてきた感じがする。
 
前作から時間があって、その間スチュアート・マードックのソロ活動などもあり、バンドがどうなるのかと気になっていたんですけど、ベルセバらしさが(良い意味で)熟成されたような、そんな本作でした。


♪♪♪ 
意外に思える繋がりですけど、A面最後の曲はノラ・ジョーンズとの共演。大好きなベルセバのアルバムの中でさえ、ノラジョーンズの声というのは強烈な印象があって、ひときわ異彩を放つ。そして最内周のノラジョーンズの声というのは再生が難しい。。。
 
この曲は今月発売されている「ノラジョーンズの自由時間(なんてベタな日本語タイトル...。)」にも収録されてます。是非聴いてみて下さい。


ノラ様の新譜 [レコード]

ノラ様の新譜が出た。
で、これまで同様アナログ盤で入手。ノラ様のアルバムはジャケットも音もレコードの方がしっくりくるので。
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美しい黒髪を切ってちょっとイメージチェンジ?
が、その麗しさはまったく変わる事なし。
ショートヘアーも大変お似合いでございます(^^。


回のアルバムのモチーフはわんこなのか?ノラ様の足元で舌を出して”ハァハァ”言ってるそこのセントバーナード!(頭でかっ!)。代わりにそこに座らせて(w。

・・・・。

アコピをギターやエレピに替えて雰囲気がロック調になった、とか言われてますが、自分はこれまでと特に変わった印象を受けなかった。もともとがジャズともカントリーともいえないジャンル分けの出来ない人でCDショップでもどのコーナーに置いてあるのか一瞬わからないし・・・。その意味でこれまでと何ら変わらぬノラジョーンズ作品です。

4枚目になる今作を聞いて改めて思った事ですけど、ノラジョーンズのアルバムはいつも一定の質があるというかハズレを感じる事がない。さらには初めて聴く時も何回聴いた後でも、アルバムを通しで聴いている間、つまらない退屈な時間というものが一切ない。こういうのって凄くないか?

多分それは、普段、音楽をアタマで聴いているのとは少し違ってフィジカルな聞き方をしてしまうせいなのかも知れない。良い意味でBGM的な部分があるというか、再生中の部屋の空気感を感じるだけで満足というか。結局はその独特な声の印象が勝ちすぎているという事なのだろうけど。

という事で極端な話、今後ノラ様がラップを歌おうがシャウト系に走ろうが、きっとこれまでと同じ印象を受けるんじゃないかと思ってます。そういうのもちょっと聴いてみたいかな~。


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特大ポスター付き。
このわんこ達の中に紛れ込・・※◎△×。


ポストマークスのリングマーク [レコード]


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先週届いたTHE POSTMARKSの新譜MEMOIRS AT THE END OF THE WORLDのアナログ盤。
ネット上で新作発表のニュースを見た時にアナログ盤も同時発売されることを知って、CDにするかアナログにするか長時間迷っていた(※)時、ふとジャケットデザインに粋な工夫があるのを見つけ、これはアナログ盤を入手すべき!と思ったものです。

まず60年代風のジャケットデザイン(配色・レイアウト)。そこに「ジャケット状態がVG-な中古レコード」のギミックを加えて、「数十年にわたって大切に聴かれてきた名盤」の感じを演出してるんですね。面白い。


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リングマーク

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セロテープ補修跡(芸が細かい!)

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レーベル部の経年変化まで再現。本当に芸細かい。。。



POSTMARKSは2年前くらいにデビューした米国のインディーズバンド。一瞬フレンチポップか?と聞き間違う柔らかくアンニュイな雰囲気の女性ボーカルと、そのアレンジ等から熱心な音楽ファンに間違いないと思われる男性2名の3人組。小粋でメロディアスでポップ。強烈なものではないんですけど、どこか音楽好きなココロを引きつけるところを感じてしまうグループです。

 
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こちらはPOSTMARKSを知るきっかけになった前作「By-The-Numbers」のCD。デビュー2作目なのに何故かカバー作品集。ジョン・バリー「007は二度死ぬ」、D・ボウイ「five years」、ブロンディー「11:59」・・等々、非常に面白い選曲で、カバー好きなワタシはこの選曲を見ただけで、大した確認をする事もなく手にしてしまいました。

後半に懐かしいベンチャーズの「十番街の殺人」が入っていますけど、アルバムを通しで聴いてみるとハッとするカッコ良さがある。こういうちょっとひねりのあるセンスに惹かれるんだな、きっと。



以下はレコードCDオタクのダラダラとした文章なので、自分もそうだ!と思われる方のみお読みください。

いま現在発売される新譜CDについて、アナログ盤も同時に発売された場合、CDとどちらを選ぶか迷う事が結構多い。
基本的にはビニールの音が好きなんですけど、現在のアナログは内容によってはCDと聞き分けられないような音だったりする事もあるし、さらにオリジナルがどちらか?という事ではCDだけど、希少性という事ではアナログの方がある?(でも最近はCDもしばらくすると入手しにくくなったりするから同じなのかな)・・等々とグダグダ考えてしまいます。
これはと思うものはヤケクソで両方そろえたりしますけど、結局聴くのはCDだけだったりして・・・。そんなこんなで決定的な理由がない限りなかなか決められないのです。つくづく時間の無駄というか・・・世間一般の人にはどうでもいいような話しですけど。


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THE MOST BEAUTIFUL GIRL IN THE WORLD [レコード]


レコード趣味のひとつにいわゆるジャケ買いというものがある。

中身は全然知らないのに、ジャケットを見て気にいって買ってしまう。

不思議なもので良いジャケットのレコードには良い音楽が多かったりする。

ジャケットが良いという事はそれだけ制作にチカラが入っているという事か。

そうはいってもあくまで「レコード」ジャケットなので、

ジャケットが良ければ・・・というのは少し違うと思うのである。

グラビアじゃないんだから・・・。

まず内容ありき、そしてジャケットも良い、やはりそんなレコード選びをしたいものである。

ところが、

そんな自己基準など吹き飛んでしまうほどの素晴らしいジャケットに出会う事がある。


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もう何年も、ずっと探し求めているレコードジャケットがあった。

JACK KELLY TRIO の THE MOST BEAUTIFUL GIRL IN THE WORLD。

被写体の美女といい、構図といい、色合いといい、

なんて素晴らしいジャケットなんだ~。


よくわからないものだった [レコード]


そもそもが過去の出来事を後追いでレコード記事として書いている時点で、もはや結末は見え見えなわけで、なんだか記事として白々しいなあと思いながらも始めたものは終えねばならない(w

という事で簡単に書いてしまうと、クリーニング後に聞いてみたところ、ノイズはほぼ完全に解消されていました。

いろいろ考えた結果、「やはりこれはプレスミスでクリーニングでは改善しない!」と一旦は諦めて、それでも、もしかしてと淡い期待を抱きながら聞き始めたところが、どこまで聞いてもノイズが出ない。何故だ?

嬉しい結果ではあるんですが、なんだか狐につままれたような感じです。

結局のところ、なんらかの異物が付いていたのかという事になるわけですけど、かなりの広範囲にわたって、肉眼では見えない形で(つまりレコードの溝にきれいに収まる形で)異物が付着していたとはちょっと考えにくい。

製造品質の問題(バリのようなもの、カスのようなものが残っていて、それが取れた?)としか言えません。

レコードはやっぱり難しい。




紙面が余ったので、今回のレコード(ヌブーの演奏)の感想を少し。

この録音を10年以上前に初めて聴いた時、そもそもクラシック音楽の聴きどころも知らず、楽曲自体も初めて聞くものだったにも関わらず、全曲を通して聴く事に集中させる、
ヌブーの強烈な演奏に驚いた。

- 弾ききっているとでも表現できるのか、少し荒々しさすら感じる力強いフレーズ
- 驚くべき集中度(テンションの持続)

プロのソリストだから、すべからくそういう特性は持っているはずですが、そのレベルが誰が聞いてもわかるぐらいに際立っているという事なのだろうと思う。荒々しさというのは雑だというわけではなく、あまりの集中によって逆に制御不能な部分が出来てしまっている凄みとでもいうのか・・・うーん、上手く表現できません。

この録音というのは自分にとって、クラシック音楽のある種の面白さを知って、音楽を楽しむのにジャンルを意識しなくなった、そんなきっかけのひとつなのです。だからこそ、こんなに長々と書きたくなったという次第。

改めて聴いてみて、やっぱりこれは間違いなく世紀の名演です。クラシックを聴かない方(特にロックを中心に聴かれる方。自分がそうだったので...)是非是非一度聴いてみて下さい。


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